村杉温泉(阿賀野市)概要: 村杉温泉は開湯は建武2年(1335)、荒木正高(当時の名護屋尾張守の家来、足利家の家来という説もありますが、当時の尾張守は空位だった為、足利家が兼務していたのでしょうか?)の霊夢に薬師如来の化身が立ち霊泉の湧き出す場所を告げ早速、教えられた場所に行くと滾々と霊泉が湧き出ていたと伝えられています(荒木正高は同じく尾張守の家来だった川上佐次兵衛、木村六兵衛と共に戦乱から逃れて、当地まで逃れてきたそうです。)。
古くから村杉温泉に入ると医者要らずと呼ばれる程広く知られていた存在で宝暦4年(1707)には新発田藩(藩庁:新発田城)5代藩主溝口重元も湯治に訪れています。明治8年(1875)、遠藤七郎(現在の新潟県豊栄市出身で大塩平八郎に師事、戊辰戦争の際には北辰隊を結成して新政府軍に協力した人物。)によって現在の村杉温泉の基礎となる開発が行われ、大正3年(1914)新潟医学専門学校による調査で村杉温泉の効能が科学的に証明されました。
村杉温泉は放射能泉ラドンを多量に含んでおり、その成分により老廃物質、中性脂肪、コレステロール、過剰な糖質などの代謝能力が促進され、疲労回復、美肌効果、老化防止、精力強化、若返り等に効用があるとされます。温泉街は薬師堂やめおと杉、須賀神社などがあります。
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