旧第四銀行住吉町支店(新潟市)概要: 案内板によると「 昭和2年に竣工した鉄筋コンクリート造の建物。外観の列柱や営業室の吹抜などが、近代銀行建築の特徴をよく表わしている。新潟の商業地の中心で約70年間親しまれてきた。道路計画により、平成14年から平成15年にかけてこの地の移築・復元し、保存と活用を図ることとした。」とあります。
建物は鉄筋コンクリート2階建て(一部3階)、建築面積537u、延床面積887.7u、外観はコンクリートの躯体の上に花崗岩を貼りつけ石造風に仕上げ、正面中央には4本の円柱、開口部上部を半円形状にするなどギリシャ神殿風にしています。旧第四銀行住吉町支店は昭和初期に建てられた金融建築の遺構として貴重で「造形の規範となっているもの」との理由から平成17年(2005)に国登録有形文化財に指定されています。設計は長谷川龍雄。
旧第四銀行住吉町支店:上空画像
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