行形亭(新潟市)概要: 行形亭の創業は江戸時代の中期に浜茶屋として開かれたの始まりとされます。その後、時代の変遷から料理屋として引き継がれ現在では新潟市内の代表とする老舗料亭として知られています。行形亭の建物は二番の間(1877年)、三番の間(1877年)、九番の間(1877年)、湯殿(1877年)、主屋(1830〜1867年)、土蔵(1928年)、離れ座敷(1928年)、中門及び塀(1928年)、など10件が「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との理由から平成12年(2000)に国登録有形文化財に指定されています。
行形亭の国登録有形文化財
・ 三番の間-明治10年-木造平屋建、鉄板葺、建築面積40u、数奇屋風
・ 寿の間・二番の間-明治10年-木造平屋建、寄棟、鉄板葺、建築面積252u
・ 九番の間-明治10年-木造平屋建、鉄板葺、建築面積29u、懸造風
・ 湯殿-明治10年-木造平屋建、鉄板葺、建築面積58u、数奇屋風
・ 離れ座敷-昭和3年-木造2階建、入母屋、桟瓦葺、建築面積319u
・ 土蔵-昭和2年-土造2階建、切妻(置屋根型式)、桟瓦葺、建築面積59u
・ 中門及び塀-昭和2年-間口4尺5寸、木羽葺
・ 主屋-江戸時代末期-木造2階建、切妻、鉄板葺、建築面積107u
・ 表門-大正3年-木造、銅板葺、むくり屋根、間口2.3m、数奇屋風
・ 裏門-江戸時代末期-木造、銅板葺、むくり屋根、間口2.1m、数奇屋風
行形亭:上空画像
|