常盤荘(新潟市)概要: 常盤荘は江戸時代末期の万延元年(1860)に、豪農(大地主)として知られた伊藤家の離れとして建てられた建物で、木造平屋建、寄棟、桟瓦葺、建築面積150u。中央部が前に張り出し切妻の屋根の玄関が配され中央の座敷を囲むように縁が回っています。
外壁は真壁造り、腰壁は下見板張り縦押縁押えと白漆喰仕上げの併用、華美な装飾が少なく当時の住宅建築の特徴が見られます。常盤荘は江戸時代後期の住宅建築で「造形の規範となっているもの」との理由から平成12年(2000)に国登録有形文化財に登録されています。
常盤荘:上空画像
|