三条市: 長泉寺

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概要・歴史・観光・見所

長泉寺(三条市)概要: 小布施山長泉寺は新潟県三条市上保内丙に境内を構えている浄土真宗大谷派の寺院です。長泉寺の創建は鎌倉時代後期の正応5年(1292)に現在の長野県中野市に開山されたと伝えられ、天文6年(1537)に現在地に移ってきました。

この地は古代寺院とされる三千坊関係の寺院があったと考えられ(天平時代に創建されたとされる寺院で数多くの坊を擁していたことから三千坊と呼ばれたようですが記録が無く幻の寺院とされています)、現在の長泉寺本尊の木造阿弥陀如来立像も三千坊にあった仏像の1つと言われています。

一方、伝承によると天平年間(729〜748年)、泰澄大師が巡錫で当地を訪れた際、手に持った錫杖を地面を突き刺すと泉が湧き出し、聖徳太子が彫刻した阿弥陀如来像が出現したと伝えれています。

長泉寺の本尊である阿弥陀如来立像は平安時代後期に制作されたもので像高148p、檜材、一木割矧造り、定朝様式、「立像伍尺之御直作也」、「恵心僧都」、「あみだぶつ」の墨書銘、新潟県に残された古仏像の中でも優良な作品であることから昭和31年(1956)に新潟県指定重要文化財に指定されています。

現在の長泉寺本堂は江戸時代中期の安永4年(1775)頃に再建されたもので木造平屋建て、入母屋、銅板葺、平入、桁行9間、正面1間向拝付、外壁は真壁造板張り。山門は切妻、銅板葺き、一間一戸、薬医門。山号:小布施山。宗派:浄土真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。

長泉寺:上空画像


長泉寺:ストリートビュー

長泉寺:写真

長泉寺境内正面に設けられた山門と土塀
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長泉寺 長泉寺 長泉寺 長泉寺


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