旧樋口家表門(燕市)概要: 旧樋口家表門は新潟県燕市燕に位置しています。樋口家は代々村上藩(新潟県村上市:本城−村上城)燕組の大庄屋を勤める家柄で本来農家には認められない門が許されるなどのある種の特権階級でした。表門は江戸時代末期に建てられた薬医門形式、切妻、銅板葺(旧木羽葺)、一間一戸、桁行3m(10尺)、梁間2.1m(7尺)、軒高6m(20尺)、繋垂木で華美な装飾がない質実剛健的な印象を受けます。大正8年(1919)に現在地に移築され燕尋常高等小学校(現在の燕東小学校)の校門として利用され「赤門」の別称で親しまれています。旧樋口家表門は江戸時代末期に建てられた建物の遺構として貴重なことから昭和52年(1977)に燕市指定有形文化財に指定されています。
薬医門を簡単に説明した動画
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-燕市教育委員会・燕市
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