清水川辺神社(魚沼市)概要: 清水川辺神社は新潟県魚沼市小出島に鎮座している神社です。清水川辺神社の創建は不詳ですが延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳にとして記載され伊米神社の論社で古くから小出郷総鎮守として信仰されてきました。ただし、小千谷市桜町に鎮座する伊米神社や魚沼市虫野に鎮座する諏訪神社、魚沼市四日町に鎮座する諏訪神社、南魚沼市大里に鎮座する一宮神社がそれぞれ式内社伊米神社の論社とされます。
清水川辺神社は何時頃か現在の祭神である建御名方命(信濃国一宮の諏訪大社の祭神)が勧請された事で諏訪神社と呼ばれるようになり境内地も諏訪町に改められています。明治11年(1878)に現在地に遷座し周辺が川に囲まれ水と強く関わった事から現在の社号である清水川辺神社になったと思われます。明治時代以降は村社に列しています。
清水川辺神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、正面千鳥破風、平入、桁行3間、正面1間棟唐破風向拝付。本殿は一間社流造、銅板葺。毎年8月後半の秋の例祭(小出まつり)には神輿渡御が行なわれています。
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清水川辺神社:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 越佐の神社 式内社六十三-株式会社 新潟日報事業社
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