旧百三十九銀行本店(旧第四銀行高田支店)概要: 旧百三十九銀行本店(旧第四銀行高田支店)は昭和6年(1931)に建てられた近代洋風建築で、鉄筋コンクリート3階建て、地下1階、約1875uの建物で越後地方として2番目の速さで建てられた鉄筋コンクリート造建築です。
外壁はタイル張り、腰は石造で仕上げられ、1階部分の窓は上部が半円形のファンライト状になっていて外壁を僅かに張り出しアーチになっています。
2、3階の窓は縦長の窓を採用し、手摺部分を石造にすることで外壁面との仕上げ差を強調し凝った意匠の太い手摺が重厚性を与えてくれています。正面の4本の化粧柱も外壁面から張り出すことで建物をより立体化させ、正面性を強調しています。柱の上部はギリシャ風の意匠が施され洋風建築の要素が多分に見ることが出来ます。これらの様式は当時の銀行建築によく見られ貴重な存在といえます。
旧百三十九銀行本店:上空画像
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