温海川宿(鶴岡市):歴史・概要

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概要・歴史・観光・見所
温海川宿(鶴岡市)概要: 近くに戦国時代から江戸時代に開発されたという金山がある事から鉱夫などの消費地だったと思われます。ただし、正確な記録は無く周辺地域に伝説として伝わっていたものが、近年に入り調査すると幾つもの坑道が発見され「温海川金山の坑道群」として名所の1つとなっています。金山の近くには落差約50m、旧温海町最大級の「四の滝」もあります。温海温泉へ繋がる道への分岐点でもあり、出羽街道を利用して温海温泉へ向かう湯治客も利用していたのかも知れません。元禄2年(1689)、旧暦6月26日、新暦8月11日に羽州浜街道の温海宿の鈴木所左衛門宅で宿泊した松尾芭蕉と河合曽良が翌日、別行動を取り松尾芭蕉は鼠ヶ関を通過し中村宿(北中宿)に投宿し、河合曽良は温海温泉へ向かってから中村宿(北中宿)に投宿しました。しかし、地名として出てくのは以上だけなので、中村までの経路は未だに謎とされています。もしかしたら、河合曽良は温海川宿から出羽街道に入り中村に向かったのかも知れません。町並みは多くの建物が建替えられ、出羽街道の他の宿場町で見られた切妻、妻入の建物が少なく、敷地間口が広く平入の建物が多くなっています。宿場内には鎮守である熊野神社(祭神:伊邪奈美命、建速須佐之男命、奇稲田姫命、事代主命、溝咋姫命、天照大御神、豊受姫命、天児屋根命、應神天皇、建御名方命、大山積命、草野姫命、大名牟遅命、少名彦名命)や東伝寺(曹洞宗)などがあります。

温海川宿:町並み:写真

温海川宿(鶴岡市)
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