北黒川宿(村上市)概要: 北黒川宿(新潟県村上市)は出羽街道の宿場町です。集落内にある「かまくら清水」は後三年合戦の為、当地まで出羽街道を進軍した源義家が清水で喉を潤すと余りのうまさから「村清水」から「鎌倉清水」に改名させたと伝えられています。鎮守と思われる八幡神社の創建は不詳、社殿は入母屋、桟瓦葺、平入、桁行3間、正面1間向拝付。町並みは隣接する北中宿よりは小規模で、大庄屋だったと思われる旧家の建物が異彩を放っています。建物は、木造2階建、入母屋、桟瓦葺、平入、外壁は真壁造、白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り、縦押縁押さえ、建物向かって中央左には当時は式台付の玄関と思われる開口部と出格子、間口が以上に広く、屋根上部には煙り出しの小屋根が備えられています。
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