三国街道: 二居宿

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概要・歴史・観光・見所

二居宿概要: 二居宿(新潟県湯沢町)三国街道の宿場町で旧本陣とされる富沢家住宅が残されています。街道沿いには二居宿:町並み本陣僅かに古い建物が残され当時の名残が感じられます。富沢家は慶長14年(1609)から当地に土着して以来、庄屋や問屋などを歴任し、二居宿の本陣も勤めました。特に村松藩(藩庁:村松城)の藩主が参勤交代時に利用したとされ大きな影響力がありました。慶長4年(1868)、戊辰戦争の戦火により建物が焼失しましたが明治2年(1689)には再建、明治5年(1873)に宿駅制度廃止されるまで本陣として機能していました。

現在の建物はその当時のもので木造2階建、切妻、鉄板葺(元木羽葺)、平入、桁行8間、梁間8間、藩主が利用したと思われる上段の間には床の間や書院が備え付けられ、本陣玄関の唐破風など格式の高さが感じられる建物です。富沢家は三国街道の宿場町に現在残る数少ない本陣建築の遺構として貴重なことから平成13年(2001)に湯沢町指定史跡に指定されています。産土神は十二神社でしたが昭和に入り、周辺集落に鎮座していた諏訪神社と天王神社を合祀して昭和43年(1968)に現在の社号である二居神社に改めています。社殿は切妻、平入、鉄板葺、桁行2間、梁間2間、外壁は真壁造、素木板張り。祭神は大山祇命、健御名方神、素盞嗚尊。

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二居宿:町並み:写真

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