十日町市: 西永寺

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概要・歴史・観光・見所

西永寺(十日町市)概要: 西永寺は新潟県十日町市上野に境内を構えている真宗大谷派の寺院です。西永寺は本堂を含む5棟が国登録有形文化財に指定されています。本堂は天保6年(1835)の火災の後の天保14年(1843)に再建された建物で元茅葺の高勾配と向拝に施された精巧な彫刻が印象的で入母屋、銅板葺、桁行6間、梁間5間、正面1間向拝、建築面積480u。

経堂は土造平屋建、桁行2間、梁間2間、切妻造、鉄板葺(元板葺)、本堂と同じ時期に建てられたと考えられます。六和亭は昭和10年代に廃寺となった永徳寺本堂を境内に移築したもので桁行2.5間、梁間4間、寄棟、妻入、鉄板葺、建築面積34uで安政4年(1857)に建てられました。

西永寺庫裏は木造2階建、切妻造、鉄板葺、建築面積284u、嘉永元年(1848)に建てられました。鐘楼は切妻造、鉄板葺(元茅葺)、建築面積9.2u、嘉永元年(1848)に建てられました。

安置されている阿弥陀如来像は平安時代後期に製作されたもので像高114.4cm、檜材、一木造り、元は三条柳沢の鎮守仏でしたが寛文2年(1672)に野水弥五郎家に移され、享保12年(1727)に西永寺に安置されました。阿弥陀如来像は昭和52年(1977)に新潟県指定文化財に指定されています。宗派:真宗大谷派。

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