慈眼寺(十日町市)概要: 福聚山慈眼寺は新潟県十日町市本屋敷丁に境内を構えている曹洞宗の寺院です。慈眼寺の創建は室町時代末期の天文19年(1550)、春日山城(新潟県上越市)の城主上杉景勝の家臣で、堀之内居城の城主倉俣主膳によって一宇が設けられたのが始まりとされます。
その後、江戸時代初期の慶長16年(1611)に智泉寺二世月山大満禅師によって寺院として開山しています。現在の慈眼寺本堂は江戸時代中期の寛延2年(1749)に改築されたもので、木造平屋建て、入母屋、銅板葺、平入、桁行11間、梁間6間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は縦板張り、正面花頭窓付き。
境内前には江戸時代後期の天保10年(1839)に奉納された青面金剛像と大型な地蔵尊が建立されています。妻有百三十三番霊場第82番札所(札所本尊:聖観世音菩薩・御詠歌:もろこしに 長き齢を 保しも 慈眼福聚の 菊の下露)。山号:福聚山。宗派:曹洞宗。本尊:聖観世音菩薩。
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