燕市: 願王閣

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概要・歴史・観光・見所
願王閣(燕市)概要: 願王閣の創建は鎌倉時代初期の文治3年(1187)、西行法師が当地を訪れた際、源頼朝から拝領とされた黄金地蔵を胎内仏とする地蔵尊像を自ら彫り込み、渡し守を生業としていた甚兵衛に与えました。甚兵衛は早速川辺に草庵を設け地蔵尊像を安置させたのが願王閣の始まりと伝えられています。建保5年(1217)に現在地に移されると次第に信仰が広がり永徳3年(1383)には門前町が形成され地蔵堂町と呼ばれていました。元禄年間(1688〜1703年)に可念和尚により再興され、文政9年(1826)から嘉永3年(1850)には良寛に師事した遍澄が願王閣主(堂守)となっています。遍澄は隣接する至誠庵で私塾を開き付近の子弟を集め教育に尽力し境内には遍澄の歌碑(とがまもりてかりはらふべきひともなし むぐらしげれるしきしまのみち)も建立されています。現在の願王閣は天保8年(1837)に再建されたものですが、寛政6年(1465)と宝永元年(1704)の軒札が残っていて古くから創建されていた事が分かります。拝殿は入母屋、瓦葺き、総欅造り、桁行4間、梁間2間、正面一間唐破風向拝に唐破風を設える格式のあるもので向拝の懸魚には鳳凰、欄間には龍、木鼻には獅子、象など精巧な彫刻が随所に施されています。本殿は拝殿と屋根が繋がる権現造り風に構成され、棟梁は高田出身の曽武川清貞、脇棟梁は久保田清五郎元慶、鋳物師は小熊常左工門、原伝右エ門、佐藤忠佐衛門工門、彫刻は寺泊出身の荒井友清が手懸け再建にあたっては庄屋である富取倉太正敬と富取良助正敏が大きく関わり「金地着彩群鶴図」2面を奉納しています。又、現在の本尊である地蔵菩薩像は江戸時代中期に制作されたもので総檜造り、像高83.7pあります。

願王閣の文化財
・ 金地着彩群鶴図-天保8年-縦182.7cm、横182.3cm-新潟県指定文化財
・ 願王閣拝殿・本殿-天保8年-権現造、棟梁:曽武川清貞-燕市指定有形文化財
・ 木造地蔵菩薩坐像-江戸時代中期-像高83.7cm、檜材-燕市指定有形文化財

願王閣:写真

願王閣
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