雀森若宮社(燕市)概要: 雀森若宮社は新潟県燕市雀森に鎮座している神社です。雀森若宮神社の創建は不詳ですが古くから当地の産土神として信仰されてきました。詳細は分かりませんが、祭神が天押雲命と武甕槌神、建御名方神で本殿が塩釜大明神と諏訪社の2社があることから本殿の2社が後に合祀されたと思われます。昭和24年(1949)に若宮社と改称しています。
諏訪社(本殿右)は1700年代中期の建築と推定される建物で一間社、流造り、板葺き。塩竃大明神(本殿左)は1700年代後期の建築と推定される建物で一間社、流造り、板葺き。拝殿は明治38年(1905)に再建されたもので木造平屋建て、入母屋、瓦葺、平入、桁行3間、梁間2間、正面1間向拝、向拝欄間には龍、木鼻には象の彫刻、外壁は真壁造り板張り。雀森若宮社の本殿2社と拝殿は貴重な事から平成8年(1996)に燕市指定有形文化財に指定されています。祭神:天押雲命、建御奈方命、武甕槌神。
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