諏訪神社(魚沼市虫野)概要: 新潟県魚沼市虫野に鎮座する諏訪神社の創建は不詳ですが、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に式内社として記載された伊米神社の論社で古くから信仰されてきました。古くはユメガサキと呼ばれていたようで、これは伊米崎が訛ったとも云われ社額には「伊米神社」が掲げられています。
ただし、小千谷市桜町に鎮座する伊米神社や魚沼市魚沼市小出島に鎮座する清水川辺神社、魚沼市四日町に鎮座する諏訪神社、南魚沼市大里に鎮座する一宮神社がそれぞれ式内社伊米神社の論社とされます。
祭神は建御名方命。配神は保食命、大山祇命。社殿は入母屋、鉄板葺、平入、桁行3間、梁間2間、正面1間向拝付、向拝には見慣れない注連縄が下げられています(この注連縄は「法螺締め」と呼ばれ3月26日の春の例祭で小学生等に町内を引き回された後に奉納され掲げられます)。毎年8月末の例祭では天狗が先導役となり稚児行列と神輿渡御が行なわれます。
諏訪神社:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-魚沼市教育委員会
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