魚沼市: 佐藤家住宅

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概要・歴史・観光・見所
佐藤家住宅(魚沼市)概要: 佐藤家(屋号:仲屋)は江戸時代初期の寛永年間(1624〜1645年)に当地に土着、代々由左衛門の名を世襲し江戸時代末期から明治時代初期には寺子屋と同じように周囲の子供達を集め読み書きなどを学ばせていたそうです。現在の建物は元文3年(1738)に建てられたで寄棟(中門部の屋根は入母屋、桁行5.5m、梁間5.2m)、茅葺、桁行14.2m、梁間7.2m、棟梁は柳介、彦介、与七、市兵衛、所謂「中門造り」と呼ばれる形式を継承しています。中門造は主に新潟県以北の日本海側(現存する遺構は新潟県、秋田県、福島県会津地方が多い)に見られる農家建築の形式で大きな特徴として正面片側(一部裏面に張出す例もある)が大きく張り出し平面的にはL型となり、張り出し部分は厩、玄関、通路として利用され、同じL型でも厩に限定されている曲屋とは異なり、佐藤家住宅は建築年代が明確な中門造りとしては新潟県最古の建物とされます。又、大きさは中規模ながら中門屋根が入母屋、座敷に天井が張られ、仕上げに鉋が使われていることなどから建築当初は庄屋格だった事が推察されます。その他にも柱や梁が太く、建物の前面に半間ほど下屋を出し雁木風にし、融雪池(屋根から降ろした雪を解かす為の池)を設けているなど雪国ならではの工法や技術が随所に見られます。内部は広間三間取りで「でい」と呼ばれる座敷(畳敷き12.5帖)、「へや」と呼ばれる板の間(7.5帖)、生活の中心だった「茶の間」(板敷20帖、囲炉裏付き)で構成され、作業が行われた「にわ」と中門部分の厩が土間になっています。佐藤家住宅は江戸時代中期に建てられた農家建築の遺構として大変貴重なことから昭和52年(1977)に国指定重要文化財に指定されています。現在は魚沼市に譲り受け一般公開されています。

佐藤家住宅:写真

佐藤家住宅
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