柏崎市: 広済寺

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概要・歴史・観光・見所

広済寺(柏崎市)概要: 広済寺の創建は嘉吉2年(1442)、当時の領主佐橋朝広が父親の菩提を弔う為、不琢了圭和尚を招いて開いたのが始まりと伝えられています。古くから黒姫山信仰である鵜川神社と神仏習合し祭神として罔象女神(黒姫大明神)、本地仏として如意輪観世音菩薩が祀られてきましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により鵜川神社から分離し、その後の廃仏毀釈運動により如意輪観世音菩薩像が谷底に落とされました。

仏像は大破し大きな部分は村人により発見されましたが、細かな部分は見つける事が出来ず困っていると観音菩薩の化身と思われる1人の老僧が残りの部分を探し出したと伝えられています。如意輪観世音菩薩像は広済寺から黒姫山山頂方面に4キロほど離れた観音堂に安置されています。

広済寺は寺宝が多く襖絵(12面:松林群鶴図・唐風山水図)、襖絵(6面:虎渓三笑図・?山推挙牛図)、襖絵(2面:白梅に錦鶏図)、襖絵(2面:獅子仔育図)、襖絵(4面:琴棋書画図)、襖絵(4面:浮嵐暖翠図)、襖絵(4面:月瀬野梅景観図)、帰去来図、嵐山図、木造大日如来坐像、佐橋朝広公の供養塔(史跡)が柏崎市指定文化財に指定されています。

現在の広済寺本堂は安永7年(1778)に建てられたもので寄棟、銅板葺、平入、桁行11間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、棟梁は小田与七、副棟梁は山崎文七が手懸けています。越後三十三観音霊場第9番札所(本尊:如意輪観世音菩薩・御詠歌:としごとに 雪はふれども 黒姫の 山の端袖の 色はかわらず )。宗派:曹洞宗。

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広済寺
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