番神岬(柏崎市)概要: 米山福浦八景(だるま岩・聖が鼻・御野立公園・番神岬・鴎が鼻 ・松が崎・猩々洞・牛が首層内褶曲:柏崎市の北西部の日本海側に広がる風光明媚な景観な中でも特に優れた景勝地8箇所が選定されています)の1つに数えられる景勝地で遠く佐渡島や弥彦山が望め、近くには日蓮上人が開いた番神堂や弁天岩などがあります。文永11年(1274)、日蓮宗の開祖で「立正安国論」を唱え鎌倉幕府を非難した事で佐渡島に流罪となったいた日蓮が、許され寺泊に渡る途中暴風により番神岬に流れ着いたとされます。又、番神岬を舞台とし佐渡島の小木に住む「おべん」と番神岬の漁師「藤吉」悲恋物語が語り次がれ「浪曲佐渡情話」として広がりました。この悲恋を知った与謝野晶子は「たらい舟 荒波もこゆうたがはず 番神堂の灯かげ頼めば」を詠み岬にある諏訪神社の境内にはこの歌碑と「お光吾作の碑」(伝承では「おべん」と「藤吉」が主人公ですが佐渡情話では「お光」と「吾作」に変更されています。)などが建立されています。
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