南魚沼市: 龍澤寺

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概要・歴史・観光・見所
龍澤寺(南魚沼市)概要: 福聚山龍澤寺は新潟県南魚沼市樺野沢に境内を構えている臨済宗円覚寺派の寺院です。龍澤寺の創建は応永27年(1420)に不蔵青単禅師(臨済宗の禅僧白崖宝生禅師三世の孫)が開基で夢庵祖観禅師が開山したのが始まりと伝えられています。境内は樺沢城(新潟県指定史跡)の一角にあることから上杉景勝(上杉謙信の養子、五大老)の生誕の地としても知られ、上杉謙信(関東管領、越後国守護職、春日山城の城主)の実姉で景勝の母仙桃院が深く帰依していました(景勝の生誕地は諸説あり坂戸城も候補に上げられています)。謙信も龍澤寺を庇護し天正5年(1577)には朱印状(門前:桜町・古町の五軒の諸役を免除)を発布し寺領を安堵しています。

仙桃院は永禄10年(1567)に景勝が13歳となり元服の際、合戦勝利・武運長久を願い景勝の生まれ年である卯歳の守護仏である文殊菩薩像と厨子を寄進、文殊菩薩像は「あやの文殊」と称し仏師・毘首羯磨が制作したもので広く信仰の対象となり、現在でも龍澤寺の本尊となっています。その他にも謙信の朱印状(「門前五間諸役令免許者也仍如件 天正5年7月晦日 龍澤庵」・平成21年に南魚沼市指定文化財に指定)や仙桃院の縁の品、菊姫(景勝の正室・武田勝頼の妹)の護身用の薙刀、木造如意輪観世音菩薩坐像(室町時代作、江戸時代初期に上州(現在の群馬県)出身の林武兵衛が寄進、一木割矧造、像高:27.8cm・平成21年に南魚沼市指定文化財に指定)などの寺宝を保持しています。

現在の龍澤寺本堂は元文2年(1737)に再建されたもので、木造平屋建て、切妻、鉄板葺、平入、桁行9間、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、内部には本尊である文殊菩薩(大聖文殊師利菩薩)が安置されています。龍澤寺山門は嘉永2年(1849)の22世関忠和尚代に上杉謙信時代の山門が老朽化した為に再建されたもので切妻、銅板葺、四脚門、一間一戸、本堂山門共に江戸時代当時の様子を今に伝えています。魚沼三十三霊場第23番札所。山号:福聚山。宗派:臨済宗円覚寺派。本尊:文殊菩薩(大聖文殊師利菩薩)。

龍澤寺:写真

龍澤寺石段から見上げた山門
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龍澤寺山門から見た境内 龍澤寺本堂右斜め前方 龍澤寺本堂左斜め前方 龍澤寺境内に設けられた鐘楼と梵鐘
龍澤寺参道石段と境内全景 龍澤寺山門正面と石垣 龍澤寺境内に建立されている薬師堂 龍澤寺境内に建立されている「上杉景勝誕生之地」の石碑


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