千仏堂(本成寺・三条市)概要: 千仏堂は本成寺が管理する仏堂で 創建は上杉氏家臣山吉長久が開山したとされ文化10年(1813)に日精上人が国井伴之丞の願主で再興しました。千仏堂は1辺が一間三尺の六角円堂(六角形の平面)で江戸時代後期の時代背景から像、獅子、植物などの緻密な彫刻や組物などが見られます。内部は真ん中から外陣と内陣に分かれていて内陣には須弥壇があり釈迦牟尼世尊像(全高194cm、像高63cm)と千体仏(全高62cm、像高38cm・全高40cm、像高24cm)が安置しています。千仏堂は江戸時代後期の御堂建築の遺構で工法等も例が少なく貴重なことから平成17年(2005)に三条市指定有形文化財に指定されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-三条市教育委員会
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