火除土手(阿賀野市)概要: 安田町は安田城の城下町として町割りされた町で、町内には一風変わった土塁を町並みの中に見る事が出来ます。案内板によると「 安田町では古くから"ダシの風"と称する東南東の風が強く、町並の大半を燃失する火災が度々発生した。このダシの風による火災の拡大を防止するため、延宝4年(1676)町筋を風と直角の方向に町割を行って移転した。しかし、9年後の貞享2年(1685)に約70軒、町屋の3分の2が焼失した。このため再度町を割直し、大通りの真中に用水(現在は県道となっている。)を引き、6か所の広小路をつくり、そこに土塁を築いて延焼を防止する施設とした。これを「火除土手」と称し、現在は3か所が残っている。 安田町教育委員会 」とあります。火除土手は歴史的に貴重なことから昭和62年(1987)に阿賀野市指定史跡となっています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-安田町教育委員会
|
|