西福寺(阿賀野市)概要: 玉峰山西福寺は新潟県阿賀野市下条町に境内を構えている曹洞宗の寺院です。西福寺の創建は不詳ですが当初は京ヶ瀬村小河原にあったとされ室町時代後期の天文13年(1544)に現在地へ移ってきました。本尊は釈迦牟尼如来像で聖観世音菩薩像は蒲原三十三観音霊場第17番札所に選定されています。
正面の山門は入母屋、瓦葺き、三間一戸、八脚鐘楼門で上層部が鐘撞堂、花頭窓、高欄付、下層部には回廊が取り付き曹洞宗寺院の伽藍の特徴が見られます。本堂は寄棟、桟瓦葺、平入、桁行11間、外壁は真壁造、白漆喰仕上げ、腰壁は縦板張り、出入口の円形の枠が異彩を放っています。
蒲原三十三観音霊場第17番札所となっています(札所本尊:聖観世音菩薩・御詠歌:玉木はる其のうき時をいのるにぞ 西をしる辺に参る寺かな)。山号:玉峰山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦牟尼如来。
西福寺:上空画像
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