新発田市: 石泉荘

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概要・歴史・観光・見所
石泉荘(新発田市)概要: 石泉荘は明治時代、料亭「花菱」の庭園として作庭されました。大正時代に入ると新津出身の豪商で製油業で財を成した石崎家に払い下げられ「石泉荘」と呼ばれるようになりました。庭園は新発田川を敷地内に取り込む独特なもので風致に富み滝や中島、石島といった庭園的な要素と川戸と呼ばれる生活空間が合わさったもので、実際、新発田川では筏を使った運送が昭和の初期まで続けられた事から敷地内からも風景として見られたのかもしれません。石泉荘庭園は「造園文化の発展に寄与しているもの」との理由から平成23年(2011)に国登録記念物に登録されています。

離れ座敷は明治38年(1905)に花菱の離れ座敷として建てられたもので木造平屋建、切妻、桟瓦葺、桁行4.5間、梁間2.5間、建築面積87u、川端に張り出すように配置され庭園を取り込むような開放な造りになっています。石泉荘離れ座敷は明治時代に建てられた料亭建築の遺構で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との理由から平成19年(2007)に国登録有形文化財に登録されています。

茶室は明治28年(1895)に旧新発田藩の御殿医の隠居所として建てられたもので木造平屋建、切妻桟瓦葺、桁行2.5間、梁間1.5間、建築面積18u、内部は茶室と水屋で構成され庭園内の要所に配されている為、景観的にも重要な要素となっています。石泉荘茶室は明治時代に建てられた茶室建築の遺構で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との理由から国登録有形文化財に登録されています。

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
公式ホームページ

石泉荘:写真

石泉荘
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