顕聖寺(上越市)概要: 保寧山顕聖寺は上越市浦川原区顕聖寺に境内を構えている曹洞宗の寺院です。顕聖寺の創建は室町時代の応仁元年(1467)に当時の坊金城の城主石田大膳が快庵妙慶和尚を招いて開いたのが始まりと伝えられています。
当初は当地より東側の山中にありましたが、文亀3年(1503)に2世黙室周言によって現在地に境内を遷したとされます。明治時代後期には31世武田範之により境内に黄葉学院と呼ばれる私設図書館が設けられています。
古寺にを感じさせる境内には龍伝説が伝わる"竜神清水"と呼ばれている池や二代目住職(黙室周言)が杖をさしたところたちまち根がつき芽が出たという推定樹齢500年の"顕聖寺の逆杉(二代杉:樹高36m、幹周8.0m)"などの見所があります。又、顕聖寺の庭園は室町時代の禅宗様式を継承しているものとされています。本堂は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、平入、桁行9間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、入口左右の開口は花頭窓。山号:保寧山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。
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