上越市: 密蔵院

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概要・歴史・観光・見所
密蔵院(上越市)概要: 医王山米山寺密蔵院は新潟県上越市柿崎区米山寺に境内を構えている真言宗豊山派の寺院です。密蔵院の創建は和銅5年(712)泰澄大師(白山を開山した修験道の高僧)が開山したと伝えられています(米山には泰澄の弟子沙弥がいた事から、泰澄を勧請開山としたのかも知れません)。米山薬師は越後富士の異名がある米山(標高:993m)に勧請安置された薬師如来の事で、霊験が高く鳳来寺山薬師(愛知県新城市)、法華嶽薬師(宮崎県東諸県郡国富町)と共に日本三薬師に数えられました。密蔵院は米山薬師の別当寺として隆盛を極め境内には七堂伽藍の建物が建ち並んでいたそうです。中世は春日山城の城主上杉家に庇護されていた関係で、上杉家が会津に移封になった後も関係があり、慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いの際には西軍に与した上杉家に呼応し一揆(上杉遺民一揆)に参加、密蔵院はその兵火で多くの堂宇が焼失し一時衰退します。上杉家が降伏すると上越地方も安定し、元和2年(1616)に宥照上人が長嶺藩の藩主牧野氏と高田藩(藩庁:高田城)の藩主松平氏の庇護もあり密蔵院を再興します。慶安元年(1648)には幕府から12石の朱印状を得、江戸時代後期の文化14年(1817)には現在の護摩堂を再建しています。

密蔵院護摩堂は入母屋、銅板葺、平入、桁行4間、正面1間向拝付、組物や彫刻などに見所があり特に堂背面に施された中国英雄物語を表した彫刻は上越地方随一といわれ、「蔵院護摩堂外壁装飾」として4面(1面は210cm×260cm、高田 万吉、又吉、重五郎、江戸淺艸茂左エ門作)が昭和47年(1972)に上越市指定文化財に指定されています。寺宝には元和9年(1623)に高田藩主松平忠昌が寄進した太刀:銘助宗(室町時代初期作、刃長117cm、高田藩お抱え鍛冶師助宗作)があり昭和33年(1958)に新潟県指定重要文化財に指定されています。越後薬師霊場第23番札所。山号:医王山。宗派:真言宗豊山派。本尊:薬師如来。

密蔵院:写真

密蔵院
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