瀬波温泉(新潟県村上市)概要: 案内板によると「 瀬波温泉は、明治37年4月9日、石油採取を目的に掘削していたときに、温泉が湧き出したのが始まりです。約250メートルの井底より突如90度の熱湯が噴出し、沖天の勢を以ってその高さ約27メートルにも及んだそうです。温泉が湧き出る前夜、野狐が群をなしてなき騒いだという言い伝えも残されています。瀬波温泉には、現在、噴湯場(温泉の井戸)が11箇所あります。」とあります。瀬波温泉の温泉街には伝説があり地の神からつかわれたヘビが住民の幸福を守る為、厳しい修行を行い見事龍神となりました。龍神は人に姿を見せてはいけない事から狐に姿を変え長く人々を守り続けた伝えられています。又、文人墨客も数多く訪れており、特に昭和12年(1937)訪れた歌人与謝野晶子は日本海の冬景色や雄大な水平線に沈む夕日など風光明媚な瀬波温泉をこよなく愛し45首の歌を残しています。
瀬波温泉の泉質: ナトリウム−塩化物泉(アルカリ性低張性高温泉)、泉温は約92℃
瀬波温泉の効能: リュウマチ、冷え性、打ち身、ねんざ、婦人病、肩こり、など
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