金仙寺(新潟市)概要: 菖蒲山金仙寺は新潟県新潟市西蒲区竹野町に境内を構えている真言宗智山派の寺院です。金仙寺の創建は治承4年(1180)に源頼政の妻菖蒲が夫の菩提を弔う為に小堂を建立し観音像(伝:弘法大師作)を安置したのが始まりとされます。菖蒲が死去すると嘉禄2年(1226)に旧従者達が道弁和尚を招いて堂宇を建立し新たに開山します。江戸時代に入ると三根山藩主牧野家の祈願所となり寺領を寄進されるなど庇護されます。境内背後は菖蒲塚古墳(伝承では頼政が菖蒲御前を葬った墳墓とされますが、実際は古墳時代前期に築造された前方後円墳で古式としては日本海側最北とされます。規模は全長53mは新潟県内最大級。昭和5年:1930年に国指定史跡に指定。)があり頂上部に設けられた経塚から出土した銅製経筒、和鏡などが一括、昭和37年(1962)に国指定重要文化財に指定されています。弘法大師越後二十一ヵ所霊場第十六番札所(札所本尊:聖観世音・御詠歌:ながき世の 眠りを覚ます 金仙池 あやめにひびく 南無観世音)。山号:菖蒲山。宗派:真言宗智山派。本尊:聖観音。
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